[ブエノスアイレス 2日 ロイター] - アルゼンチン中央銀行が3日公表した月例調査で、45人のアナリストによる今年の同国インフレ率予想中央値が54.9%となった。前回は55%。
大統領選の予備選で野党候補のフェルナンデス元首相が現職のマクリ大統領に圧勝して首位となった衝撃から、政治的不透明感が数週間続き、通貨ペソの相場が下落した。前回の調査は、予備選直後に発表された。
インフレ率は、2020年までに40.5%に緩和すると予想されている。
今年の国内総生産(GDP)伸び率予想はマイナス2.9%と、前回のマイナス2.5%から悪化した。