🥇 投資の第一ルールとは?いつが割安か知ること! 最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーまでに特別セールを請求する

カンザスシティー連銀総裁、物価押し上げのための利下げに否定的

発行済 2019-10-07 10:44
© Reuters. 現状では低インフレへの懸念は不要=カンザスシティー連銀総裁

[デンバー 6日 ロイター] - 米カンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は6日、物価押し上げのために米連邦準備理事会(FRB)が金利を引き下げるべきとの考え方に否定的な見解を示した。

総裁は講演で「現在の状況では低インフレに関する懸念は不要とみられる」とし、「米経済は現在、低インフレ、低失業率、適度な成長継続という見通しの下、良い状況にある」と述べた。

ジョージ総裁は、7月と9月の米利下げに反対票を投じた。

消費者信頼感が低下すれば、金利に関する自身の見解を再考する可能性があるとし、「主に消費者に影響が及ぶ最新の関税や、それに対しどの程度の反応が生じるか考慮する」と述べた。

ただ、経済に幅広い影響が及ばない限り、低インフレだけでは政策対応は正当化されないとの考えを示した。

また、低インフレは主に世界的な要因によるものだとし、インフレ率がFRBの目標である2%を大きく下回っても懸念しない可能性を示唆。

長期的なインフレ目標に関して、一時的または継続的な変動を受け入れることがより現実的だとし、全般的な景気状況次第では、目標から最大50もしくは100ベーシスポイント(bp)の変動を許容することが現実的だとの考えを示した。

© Reuters. 現状では低インフレへの懸念は不要=カンザスシティー連銀総裁

ジョージ総裁は、連邦公開市場委員会(FOMC)ごとに金融政策に関する自身の見解を見直すとした上で、「今後発表される経済指標が幅広い経済の鈍化を示せば、完全雇用と物価安定というFRBの責務を達成するため、政策調整が適切かもしれない」と語った。

ただ、金利調整によりインフレ率を2%に急速に戻そうとすれば踏み込んだ措置が必要になる可能性があり、そうなればリソースの誤配分と金融の不安定化につながる恐れがあると述べた。

※内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます