[ワシントン 4日 ロイター] - 来年の米大統領選向け野党民主党候補の指名を争うバーニー・サンダース上院議員(78)がこのほど、心臓発作を起こしていたことが分かった。同議員の担当医が4日に明らかにした。
サンダース議員は1日に胸の痛みを訴えて全ての選挙運動をキャンセル。血管を広げる治療を受けていた。また、15日に開かれる同党の討論会に参加することを夫人が3日明らかにしていた。
しかし、サンダース議員の退院後に担当医2人が文書を出し、「(同議員は)心筋梗塞と診断された」と明らかにした。有力候補である同議員を巡っては年齢と健康が懸念されており、今回の診断があらためてそうした懸念を呼び起こす可能性がある。
一方、サンダース議員は、担当医の文書とともに選対陣営が配布した声明文の中で「2日半の入院を経て気分は良い」と説明。「短い休みを取った後で仕事に戻ることを楽しみにしている」としている。