[東京 7日 ロイター] - 石川県の能登半島沖で7日午前、北朝鮮の漁船と水産庁の漁業取締船が衝突した。北朝鮮船は沈没し、乗組員が海に投げ出されたが、海上保安庁によると、その後全員が救助された。
救助された乗組員は約60人で、別の北朝鮮漁船に引き渡された。
事故は同日午前9時すぎに能登半島の北西約350キロの沖合で発生。海保は船舶7隻を派遣し、救助に当たった。
海保は衝突の詳しい状況を明らかにしていないが、江藤拓農林水産相は北朝鮮漁船が急旋回をしたことが原因との見方を示した。
日本政府当局者は、北朝鮮漁船が日本の排他的経済水域内で違法操業をしていたと指摘した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191007T155523+0000