[ジュネーブ 8日 ロイター] - イランのザリフ外相は、サウジアラビアとの対話に応じる用意があると語った。同時にサウジが「殺人」を止める必要があるとした。国営放送が8日報じた。
ザリフ外相は「サウジが地域の問題を巡り殺人ではなく、交渉の場で解決することを望むのであれば、イランは確実に応じる」と述べた。その上で「イラン外務省には常に地域の安全保障を巡り隣国と協力していく用意がある」と表明した。
9月14日に起きたサウジの石油施設攻撃を巡り、サウジはイランが関与したと主張。イランは否定している。同問題を巡っては、サウジは軍事的ではなく政治的に解決したいとの認識を示している。