[東京/ソウル 31日 ロイター] - 北朝鮮が31日、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射した。安倍晋三首相はミサイル発射について、「わが国と地域の平和と安全を脅かすもので、強く非難する」と語った。
安倍首相は官邸で、ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したことを確認している、としたうえで、「今年に入って20発を超す発射が繰り返されている」と指摘。警戒監視を強める考えを示した。また国家安全保障会議を開催したことも明らかにした。
韓国軍合同参謀本部も31日、北朝鮮が同日午後に日本海に向けて飛翔体2発を発射したと発表した。
合同参謀本部は声明で、状況を監視しつつ、対応できる態勢を維持していると述べた。
北朝鮮は10月3日、新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射に成功したと発表している。
*情報を追加しました。