[北京 1日 ロイター] - 中国全国人民代表大会(全人代)香港特別行政区基本法委員会の沈春耀主任は1日、香港に適用している「一国二制度」に対するいかなる挑戦も容認しないと述べた。
前日31日に閉幕した第19期中央委員会第4回全体会議(4中全会)で香港は議論の重要な部分を占めたと指摘。中国は外国勢力による侵入行為を抑制する方針だとも述べた。
中国共産党は31日、4中全会後に発表した声明で、抗議活動が続く香港について、繁栄と安定を確保すると同時に国家の安全を守っていくと表明したが、新たな措置などは示さなかった。