[ワシントン 5日 ロイター] - トランプ米大統領の弾劾調査を行っている議会下院の3委員会は5日、マルバニー大統領首席補佐官代行に対し11月8日に証言を行うよう求めたことを明らかにした。マルバニー氏は応じない方針だ。
下院の外交、情報、監視・政府改革委員会の指導部はマルバニー氏への書簡で、「弾劾調査や公の報道から収集した証拠に基づき、われわれはあなたが、弾劾調査に関係する多くの直接的な知識や情報を持っていると考えている」と伝えた。
ホワイトハウスは、マルバニー氏が証言要請に応じない方針だと明らかにした。
マルバニー氏は10月17日の記者会見で、ホワイトハウスがウクライナへの支援を保留したことに言及し、「これからは政治が外交政策に影響する」と述べるなど、弾劾調査で中心人物として浮上している。