[バンコク 6日 ロイター] - タイ中央銀行は6日、外為規制の一段の緩和を発表した。バーツ高を抑制することが狙い。ウィーラタイ・サンティプラポップ総裁が会見で明らかにした。
11月8日付で施行する。輸出業者に対し外貨収入を海外に保持することを認めるほか、個人投資家に海外証券への直接投資を認める。
1船荷証券当たりの収入が20万ドル未満の輸出業者は、無期限で収入を海外に保持できる。外貨建ての経費を収入から支払うことが認められる。現在のルールでは5万ドル未満となっている。
個人投資家は、最大で年間20万ドルを海外証券に直接投資することが認められる。