[ドバイ 6日 ロイター] - サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコは6日、油田から採取されたガスを焼却する際に発生するフレアガス排出量を2030年までにゼロにする世界銀行の取り組みに参加すると表明した。
アラムコは、2019年上半期時点でフレアガス排出量はすでに同社のガス生産の1%を切っていると説明した。
世銀による「ゼロ・ルーティン・フレアリング」運動は、フレアガスと、温室効果ガスとされるハイドロフルオロカーボン(代替フロン)の排出削減を目指している。
アラムコの技術サービス担当シニアバイスプレジデント、アハメド・サーディ氏は、「われわれはまた、効率化促進と輸送時の排出削減、脱炭素・水素燃料の促進、二酸化炭素回収・利用・貯蔵(CCUS)の推進を可能にするため、先端技術にも投資していく」との声明を発表した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20191107T060307+0000