[ロンドン 14日 ロイター] - 英国人は自らの立場について、特定の政治政党支持者としてより、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)に対する賛成派か反対派かを表明していることが14日に公表された世論調査でわかった。
ユーガブが12月12日の総選挙で投票する有権者3228人に行った調査による、86%が、自らはEU「離脱派」または「残留派」と考えていた。
一方、回答者の中で、政治政党と関連付けて自らの立場を表明した人は68%にとどまった。
複数の世論調査では、ジョンソン首相支持率の圧倒的なリードを示唆しているが、選挙結果はブレグジットに関する意見が合う政党に対する投票行動に影響される可能性もある。
ジョンソン首相は党首を務める保守党が勝利したら来年1月末までにブレグジットを実現すると言明、労働党は現在の離脱条件を再交渉して再度国民投票を実施すると公約している。自由民主党は離脱表明自体を無効にするとしている。