[ワシントン 2日 ロイター] - 米上院は2日、エネルギー省の新長官に元フォード・モーター幹部のダン・ブルイエット副長官が就任する人事を70対15の賛成多数で承認した。
前長官のペリー氏はトランプ大統領の弾劾調査で焦点となっているウクライナ疑惑に関与した疑いが持たれる中、1日付で退任した。
ブルイエット氏は、エネルギー業界の規制緩和や石油、天然ガス、石炭の生産拡大を掲げるトランプ大統領の政策を強く支持するとみられている。
11月には、今後40─50年にわたり化石燃料が世界のエネルギー需要の大部分を賄うとの見方を示し、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留技術を支持すると表明。上院の公聴会でも、こうした技術の商業化が必要だと述べた。