[香港 4日 ロイター] - 香港警察は今週、前月にデモ隊が10日あまり占拠していた香港理工大学の構内を再捜索し、デモ隊が所有していたとみられる化学薬品や火炎瓶などを新たに押収した。
香港では反政府デモが約6カ月におよび、警察とデモ隊との衝突も発生。前月中旬からデモ隊が香港理工大にバリケードを築いて籠城し、大学を包囲する警察と激しい応酬が繰り広げられた。
占拠が解消した後、警察は、現場でみつかった危険物の回収にあたっていた。
香港警察が3日夜に出した声明によると、11月26日から12月2日の間に、火炎瓶4296個、化学薬品の瓶671個、622の武器を押収した。初めて大学の構内に入った11月29日には、火炎瓶数千個、弓と矢、化学薬品のびんを押収した。