[ソウル 4日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は4日、朝鮮労働党が今月下旬に中央委員会総会を開催すると報じた。「国内外の情勢の変化」を踏まえ「重大問題」について討議し、決定を下すとしている。
異例のタイミングでの開催で、アナリストは北朝鮮が国際社会との対決姿勢を一段と強めるのではないかと分析している。
またKCNAによると、金正恩(キム・ジョンウン)委員長は再び白馬に乗り、同国の聖地とされる白頭山を訪れた。白頭山を訪れるのは過去2カ月で2度目。今回は「革命の精神」を人民に植えつけるため、軍幹部を伴って訪問したという。
金委員長は非核化を巡る対米交渉の期限を年末に設定しており、米国が譲歩しなければ「新たな道」を歩むと警告している。
アナリストは「新たな道」には大陸間弾道ミサイルの発射や核実験の再開が含まれる可能性があると指摘している。