[シンガポール 11日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落。米原油在庫が予想に反して増加したことが背景。市場では、15日に対中追加関税が発動されるかどうか注目されている。
0121GMT(日本時間午前10時21分)時点で、北海ブレント先物 (LCOc1)は0.37ドル(0.6%)安の1バレル=63.97ドル。米WTI (CLc1)は0.30ドル(0.5%)安の58.94ドル。
米石油協会(API)の発表によると、6日までの1週間の国内原油在庫は前週比140万バレル増の4億4700万バレルだった。アナリスト予想の280万バレル減に反して増加した。
米国は15日に対中追加関税を発動する予定。米中通商摩擦は引き続き需要見通しに影を落としている。
12日の英総選挙、ECB理事会も注目材料。