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メキシコ、ボリビアとの関係悪化で国際司法裁判所に訴え

発行済 2019-12-27 12:55
更新済 2019-12-27 13:01
メキシコ、ボリビアとの関係悪化で国際司法裁判所に訴え

[メキシコ市/ラパス 26日 ロイター] - メキシコは26日、在ボリビアの外交施設の尊重を主張し国際司法裁判所に仲裁を求めた。

メキシコのエブラルド外相が定例会見で明らかにした。

メキシコは23日以来、ボリビアの首都ラパスにある大使館が警察などによって過剰に監視され、外交官らが嫌がらを受けていると主張している。

両国の関係は、ボリビアのモラレス前大統領が11月に辞任し、メキシコのロペスオブラドール大統領がモラレス氏らの亡命を受け入れて以来悪化。

ボリビアのロンガリック外相は、メキシコの国際裁判所への訴えは「法的に誤った推論」で取り下げられるべきと主張した。

エブラルド外相によると、メキシコがボリビア人9名の亡命を受け入れた後、ボリビアがこのうちの4名に対する逮捕状発行を通告してきた。

外相は、裁判所がメキシコが亡命者を受け入れる権利と外交施設の尊重を支持することに期待を表明。「国際社会のコンセンサス」はメキシコ側にあると述べた。

ボリビア政府によると、メキシコ大使館で亡命を求めた9人の中には、モラレス前大統領の側近が含まれている。

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