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バンカメ、20年原油価格見通し上げ 需要増や協調減産順守などで

発行済 2020-01-21 01:37
更新済 2020-01-21 01:43
バンカメ、20年原油価格見通し上げ 需要増や協調減産順守などで

[20日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ・グローバル・リサーチは20日、2020年の原油価格見通しを引き上げた。中東地域の原油供給を巡るリスクや原油需要見通しの改善、石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟国を加えた「OPECプラス」による協調減産の順守率上昇などを理由に挙げた。

バンカメ・グローバル・リサーチのアナリストはノートで、今年の北海ブレント原油価格は1バレル=平均62ドルと予想し、従来の60ドルから引き上げ。米WTI価格も57ドルと、54ドルから引き上げた。

今年の世界原油需要見通しは日量110万バレル増とした。

また、とりわけ上期の供給過剰は抑制される見通しとし、需給見通しに基づく過剰分は日量19万バレルと予想した。

今年下期の北海ブレント価格については、マクロ経済見通しの改善などを踏まえ、1バレル=70ドルに維持した。

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