40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

独大統領、米中ロを批判 「大国の競争」で世界不信助長

発行済 2020-02-15 05:47
更新済 2020-02-15 05:50
独大統領、米中ロを批判 「大国の競争」で世界不信助長

[ミュンヘン 14日 ロイター] - ドイツのシュタインマイヤー大統領は14日、ミュンヘン安全保障会議で行った冒頭演説で、米国、中国、ロシアの3カ国は「大国の競争」を通して世界の不信と不安定性を助長させており、これにより新たな核軍拡競争が引き起こされる恐れがあると警告した。

シュタインマイヤー氏はトランプ米大統領を名指ししなかったものの、トランプ氏が掲げた「米国を再び偉大にする」というスローガンを引き合いに出し、「近隣諸国やパートナー国を犠牲にした上で『再び偉大にする』」と批判した。

ロシアについては「軍事力のほか、欧州大陸の国境線の暴力による変更を再び政治手段とした」と批判。中国については「自国の国益に反さない場合にのみ、選択的に国際法を順守している」とした。

その上で「われわれの最も近い同盟国である米国は、現政権の下で国際共同体の概念を否定している」とし、こうしたことで「不信感の増大、軍拡、安全の低下が引き起こされ、最終的には核軍拡競争に至る」と警告した。

こうした状況に対しドイツは欧州の安全保障により大きく貢献するために国防費を増強し、米国が欧州からアジアへ焦点を移しつつあると認識した上で、米国との同盟を維持する必要があるとの考えを示した。

シュタインマイヤー氏はドイツ外相を務めていた2014年、ドイツは世界情勢により大きな責任を負う用意があるとする、いわゆる「ミュンヘン合意」を提唱する政治家の中心的人物だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます