[ニューデリー 27日 ロイター] - インドの警察当局は27日、イスラム教徒以外の不法移民に市民権を与える「インド市民権改正法(CAA)」を巡る暴動で、首都ニューデリーでの死者がこれまでに少なくとも32人に達したと明らかにした。
警察当局の報道官は死者数を確認した上で、治安部隊の投入により「すべての地域で平穏を取り戻した」と強調した。
CAAはパキスタン、アフガニスタン、バングラデシュの隣国3カ国から入国した非イスラム教徒移民を対象に、市民権取得手続きを迅速化するもので、反イスラム的と批判されている。