サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

大韓航空親会社の韓進KAL、株主総会で趙源泰会長を再任

発行済 2020-03-27 18:54
更新済 2020-03-27 19:00
© Reuters. 大韓航空親会社の韓進KAL、株主総会で趙源泰会長を再任
DAL
-
003490
-
180640
-

[ソウル 27日 ロイター] - 韓国の大韓航空 (KS:003490)の親会社である韓進KAL (KS:180640)の株主総会が27日開かれ、趙源泰(チョ・ウォンテ)会長の取締役再任が可決された。

昨年死去した趙亮鎬(チョ・ヤンホ)先代会長の後を継いだ源泰氏は、「ナッツ姫」として知られる姉の顕娥(ヒョナ)氏と対立。顕娥氏はアクティビストファンド(物言う株主)であるKCGIと協力し、委任状争奪戦を通じて会長の交代を画策していたが、源泰氏を中心とした現在の経営体制が維持されることになった。

年次株主総会では株主の約57%が源泰氏の取締役再任に賛成票を投じた。

約48%が、顕娥氏とKCGIが取締役候補に担ぎだした金信培(キム・シンベ)元SKグループ副会長に投票したが、過半数には届かなかった。

ソウル大学のPark Sang-in教授は「航空業界が新型コロナウイルス感染拡大の直撃を受けるなか、保守的な選択をした株主もいたかもしれない」と指摘した。

© Reuters. 大韓航空親会社の韓進KAL、株主総会で趙源泰会長を再任

しかし、源泰会長の戦いはまだ終わっていない。

大韓航空の提携先であり、源泰会長の援軍である米デルタ航空 (N:DAL)だけでなく、対立するKCGIなども2019年末以降、持ち株比率を拡大している。

同教授は「源泰会長は今回の危機は乗り切ったが、韓進KALのガバナンス(企業統治)の問題や、デルタ航空や母親、妹に依存している会長の不安定な立場は変わっていない。会長は大韓航空の経営を正常化させて自身の能力を証明する必要がある」との見解を示した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます