[リヤド 14日 ロイター] - サウジアラビアの閣僚らは14日、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の今月の減産合意について、原油市場の均衡化と安定確保に向けたサウジのこれまでの取り組みの延長線上にあるとの認識を確認した。国営サウジ通信(SPA)が伝えた。
OPECプラスは12日、5─6月に日量970万バレルの減産を行うことで最終合意した。新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた原油価格を支えるため、世界の原油供給の約10%に当たる過去最大の減産を実施する。