[北京 25日 ロイター] - 中国外務省は25日、「国家安全法」を香港に導入する動きを米国が批判し、制裁発動の可能性も示唆したことについて、香港に関する中国の利益を米国が弱めようとするなら対抗措置を講じる方針を示した。
同省の趙立堅報道官は25日の定例会見で、米国は中国の安全保障に悪影響を及ぼそうとしているとし、オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の発言について中国政府が米政府に厳しく抗議したと述べた。
オブライエン補佐官は24日、香港で国家安全法が制定されれば、米国の制裁発動につながる可能性があると述べた。