[ブエノスアイレス 25日 ロイター] - アルゼンチンのブエノスアイレス州政府は25日、5月26日に設定されていた債務再編交渉の期限を6月5日まで延長したことを明らかにした。
州政府が発表した声明は「この期限延長は、まだ提案を受け入れていない債券保有者との間で行われている誠実な協議を反映している」と説明した。
格付け会社S&Pグローバルは22日、同州の信用格付けを「CC」から「SD(選択的デフォルト)」に引き下げた。約1億1000万ドルの債務返済が期日までにできなかったことを受けた。
同州の債務再編案の実施には75%以上の債権者の承認が必要となる。
同国では中央政府も約650億ドルのソブリン債務について債権者と再編交渉を行っている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200526T000126+0000