[北京 12日 ロイター] - 中国外務省の華春瑩報道官は12日、米朝関係の悪化について、米政府が具体的な措置を講じて北朝鮮の懸念に対処すべきだと述べた。
同報道官は定例会見で、2018年の米朝首脳会談以降、米朝関係が悪化している理由の1つは、北朝鮮側の正当な懸念が解消されていないことにあると指摘した。
北朝鮮は12日、米国が敵対的な政策を続ければ、金正恩朝鮮労働党委員長とトランプ米大統領の個人的な関係を維持しても、両国の関係改善は見込めないとの認識を示した。朝鮮中央通信(KCNA)が伝えた。この日は両首脳の初会談から2年に当たる。