[パリ 15日 ロイター] - 仏大統領府関係筋は15日、英製薬アストラゼネカ (L:AZN)との新型コロナウイルスワクチンを巡る合意について、各国の人口比率に応じて供給量が決定されると明らかにした。
アストラゼネカは13日、オックスフォード大学と共同開発している新型ウイルスのワクチン候補について、フランス、ドイツ、イタリア、オランダで形成される欧州の「ワクチン同盟」に最大4億回分を供給することで合意したと発表した。
関係筋は、アストラゼネカに対しワクチン製造は欧州で行うよう要請し、合意が得られたと説明。仏政府は他の製薬会社とも近く類似の契約を結ぶ考えだという。