[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、幼少期に親と米国に不法入国した若者「ドリーマー」の強制送還を猶予する「DACA」プログラム廃止が前日に棄却されたことを受け、連邦最高裁に「補正文書」を提出すると明らかにした。
トランプ大統領はツイッターへの投稿で「DACAを巡り最高裁から再提出の要請があった。まだ勝訴も敗訴もしていない」とし、「前日の最高裁の判断と要請に適切に応じるため、われわれは間もなく補正文書を提出する」と述べた。
補正文書が何を意味するかは明らかにしていない。
最高裁は前日、DACAプログラムの廃止を認めない判断を示した。同時に、トランプ政権が適切な手続きを経れば、再び廃止を求めることを可能とする余地を残した。
国土安全保障省のクッチネリ長官代行はFOXニュースとのインタビューで、トランプ大統領が講じる措置を巡り、多岐に渡る選択肢を迅速に提示すると語った。