[ワシントン 19日 ロイター] - トランプ米大統領は19日、オクラホマ州タルサで20日に開催する約3カ月ぶりの選挙集会に対する抗議デモをけん制した。
トランプ大統領はツイッターへの投稿で「オクラホマにやって来るデモ参加者や無政府主義者、扇動者、略奪者、ならず者は、ニューヨークやシアトル、ミネアポリスの時のようには扱われないと理解しておいてもらいたい。状況は極めて異なる!」と述べた。
トランプ陣営のロッター広報責任者はMSNBCに対し、トランプ氏のツイートは平和的なデモ参加者を標的にしていないと強調。「トランプ大統領は平和的な抗議デモや合衆国憲法修正第1条(平和的に集会する権利)に基づく行動を支持する」とし、「他の都市で見られたような暴動や略奪、放火、暴力行為などが発生すれば、警察が対応する」と述べた。
著名公民権活動家アル・シャープトン氏は、トランプ大統領のツイートが「挑発的」で「無礼」とし、「不必要な衝突を誘発するようなものだ」と批判した。シャープトン氏はタルサで同日行われる奴隷解放記念日「ジューンティーンス」のイベントで基調講演を行う。