40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

北朝鮮、境界線付近に拡声器を再設置 脱北者団体はビラ散布

発行済 2020-06-23 13:23
更新済 2020-06-23 14:55
© Reuters. 北朝鮮、境界線付近に拡声器を再設置 脱北者団体はビラ散布

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国軍の関係者が23日明らかにしたところによると、北朝鮮が軍事境界線付近で宣伝放送用の拡声器の再設置を進めている。韓国軍も同様の措置を講じることを検討中という。

宣伝放送用の拡声器は2018年の南北合意を受けて撤去されていた。

韓国軍の関係者は「われわれも拡声器の再設置を検討している」とした上で「ただ、北朝鮮はまだ放送を再開していない。いつでも対抗できるよう準備を進めている」と述べた。

韓国国防省の報道官は定例会見で、北朝鮮による拡声器の再設置について確認しなかった。北朝鮮が和平に向けた共同の取り組みに逆らい続けるなら「その代償を払わなければならない」との立場を改めて表明した。

北朝鮮は先週、開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破したが、22日時点の衛星写真によると建物は激しく損傷しているが完全には破壊されていない。

米国の北朝鮮分析サイト「38ノース」のアナリストは先週、爆破について「制御されたものでないのは明らかだ。(連絡事務所の)建物は完全には崩壊しておらず、付近の建物に重大な被害が及んでいる」と指摘している。

北朝鮮は、韓国の脱北者が宣伝用のビラを北朝鮮に向けて散布していることを強く非難。両国関係は悪化している。

韓国の脱北者団体は23日、ビラ50万枚、小冊子500冊、1米ドル紙幣2000枚を20個の風船で散布したことを明らかにした。

韓国政府は、こうしたビラ散布を中止させるため法的措置を講じる方針を示しているが、表現の自由に反するとの意見も出ており、議論は続いている。

*内容を追加しました。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます