[ヘルシンキ 23日 ロイター] - フィンランド政府は23日、7月13日から一部欧州諸国からのレジャー目的の渡航者について14日間の隔離義務を撤廃する計画を公表した。新型コロナウイルス感染が拡大しないことを条件に実施する。
オヒサロ内務相は同条件について、感染者数が過去2週間に10万人に対して8人を上回っていないことと説明した。
政府は、23日時点の数字に基づけば、対象となる国にはイタリア、ドイツ、オーストリア、ギリシャ、スイス、スロバキア、スロベニア、ハンガリー、リヒテンシュタイン、クロアチア、キプロス、アイルランドが含まれる見込みで、期日が近づいたら対象国リストを確認するとしている。
これまでフィンランドは、大半の国からの渡航許可を仕事関連に限定していた。
フィンランドでは過去2週間の感染者数が10万人に対して3.2人。
一方、スウェーデンからの渡航者に対しては隔離義務が継続されるという。政府は欧州疾病予防管理センター(ECDC)の統計として、21日時点のスウェーデンの感染状況は、10万人に対して118.8人とした。
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