[メキシコ市 6日 ロイター] - カナダ首相府は6日、トルドー首相が米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)」の発効に合わせ週内に米首都ワシントンで予定される3カ国首脳会談への出席を見合わせると発表した。
トルドー首相は先週、トランプ米政権が示唆したアルミニウム関税導入案に懸念を表明し、3カ国首脳会談への出席は不明としていた。
メキシコのロペスオブラドール大統領は訪米し、8日にトランプ大統領と会談する。カナダ首相府は声明で「米・メキシコの首脳会談が順調に進むことを望んでいる」とした。
3カ国首脳会談を呼び掛けていたロペスオブラドール大統領はこの日、トルドー首相と電話会談を実施。トルドー氏ができるだけ早くメキシコを訪問することで合意したと明かした。
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