[ロンドン 7日 ロイター] - 米俳優のジョニー・デップさんが名誉棄損で英大衆紙「ザ・サン」の出版元を訴えた訴訟の審理が7日、ロンドンの裁判所で始まった。
サン紙は2018年、デップさんが元妻で女優のアンバー・ハードさんに暴力を振るっていた「DV夫」だったと報道。デップさんが名誉棄損にあたるとして提訴していた。
審理に出廷したデップさんは、ハードさんが嘘をついており、実際には自分が暴力を受けたと主張。出版元の弁護士は、ハードさんが暴力を受けたのは事実であり、証拠を示していくと述べた。
審理にはハードさんも出廷。今後、証拠を提出する見通し。
2人は映画「ラム・ダイアリー」の共演をきっかけに知り合い、2015年2月に結婚したが、わずか15カ月でハードさんが離婚を申請した。
ハードさんはデップさんから暴力を受けたと訴えているが、デップさんは暴力行為を否定している。
裁判は3週間続く予定。