[東京 8日 ロイター] - 東京地検特捜部は8日、昨年7月の参議院選挙を巡る選挙違反事件で、河井克行前法相と妻の河井案里参議院議員を公職選挙法違反の買収の罪で起訴した。
東京地検によると、昨年7月の参議院選挙に際し、両者は共謀の上、案里議員への選挙運動の報酬として5人に170万円を供与したほか、河井克行前法相は103人に対して合計2731万円を供与した。
共同通信などの報道によると、夫妻は逮捕後も容疑を全面否認していた。起訴から100日以内に判決を言い渡すよう求める「百日裁判」で審理される見込みだという。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200708T085946+0000