[モスクワ 8日 ロイター] - ロシア政府当局者は8日、新型コロナウイルス感染拡大が継続する中でも、8月1日に首都モスクワの劇場の営業を再開すると明らかににした。
大統領府の国際文化交流担当特別代表、ミハイル・シュビトコイ氏はタス通信に対し、劇場への入場は当初は収容人数の50%に制限されるが、9月までに入場できる人の数を増やしたいと述べた。
ロシアの新型ウイルス感染者の累計は8日時点で70万0792人と、米国、ブラジル、インドに続いて世界で4番目に多い。ただ、感染拡大抑制策の緩和にもかかわらず、1日当たりの新規感染者数は減少傾向にある。
ペスコフ大統領報道官は、ロシアの感染状況は改善に向かっており、楽観的な見通しの根拠はあると述べた。