[8日 ロイター] - 米オクラホマ州タルサ市の公衆衛生当局の幹部は8日、トランプ大統領が同市で6月20日に開催した選挙集会が新型コロナウイルスの感染拡大につながった可能性を指摘した。
公衆衛生当局のブルース・ダート博士は、過去2日で数百人の新型コロナ新規感染者を確認したと明らかにした。
大統領の選挙集会が急増の原因かとの記者の質問に対し、同氏は「ここ数日で約500の新規感染例があった。その2週間余り前に複数の大規模イベントがあったことを承知している」と述べ、関連を調べる考えを示した。
その上で、感染者の急増が傾向なのか判断するにはさらに数日分の検査結果が必要と述べた。
ホワイトハウスの報道官は、ダート博士の主張を裏付けるデータはみていないと発言した。