[シドニー 9日 ロイター] - オーストラリア政府は9日、豪国民が香港で拘束されるリスクが高まったとして、渡航を控えるよう呼び掛けるとともに、現地に居住している国民には滞在の必要性を再考するよう促した。
豪政府は9日に発表した最新の渡航情報で、先週施行された香港国家安全維持法(国安法)について、幅広い解釈をされる可能性があり、豪国民は中国本土で起訴されるリスクもあると警告。国安法が適用される範囲や方法はまだ明らかになっていないとしている。
豪政府は7日、中国への渡航に関しても注意喚起し、豪国民は中国で恣意的な拘束に遭うリスクがあると警告した。