[20日 ロイター] - 米石油サービス会社ハリバートン (N:HAL)が20日に発表した第2・四半期(6月30日まで)決算は、原油価格の急落と北米のシェールオイル掘削需要の急減を受け21億ドルの減損を計上したことで、3四半期連続で赤字となった。
純損益は17億ドル(1株当たり1.91ドル)の損失。前年同期は7500万ドル(同0.09ドル)の利益を計上していた。
調整後の1株損益は0.05ドルの利益。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は0.11ドルの損失だったが、経費削減努力が奏功し、黒字を確保した。
株価は序盤の取引で6.7%高の13.96ドル。積極的な経費削減に加え、キャッシュフローが予想より良好だったことが買い材料となっている。
ハリバートンは四半期配当を75%減額。手元流動性の確保に向け約10億ドルのコスト削減を目指している。