[ワシントン 20日 ロイター] - 米連邦最高裁は20日、トランプ大統領の財務記録開示を巡る訴訟を迅速処理することはできないとして、下院の申し立てを退けた。
これに先立ち、最高裁は9日、下院による財務記録の開示請求は少なくとも現時点では認められないとして、下級裁に差し戻していた。今回の決定で下級裁での審理は8月以降となる見通し。
最高裁は、財務記録の開示を求めるニューヨーク検察当局の召喚状については有効との判断を示している。トランプ氏は27日までに召喚状に関する争点をまとめた申立書をマンハッタン連邦裁に提出する予定。