[5日 ロイター] - 男子テニスの世界ランキング2位、ラファエル・ナダル(スペイン)は5日、自身を含むトップ選手たちが欠場を決めた今年の全米オープン(OP)について、それでも今年の優勝者は四大大会の勝者だと語った。
ナダルは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、昨年からの連覇がかかっていた全米OP欠場を決断。先週には女子の世界ランク1位アシュリー・バーティ(オーストラリア)も欠場を決めている。
ナダルはスペインからのビデオ会見で報道陣に対し、「私は自分がプレーしないから全米OPが大したことないと言うような傲慢な人間ではない」とコメント。
さらにナダルは「もちろん今年のトーナメントが特別な状況下で行われるのは確かだが、それでもまだグランドスラム。優勝者はグランドスラムの覇者だ」と続けていた。