[パリ 6日 ロイター] - 国連食糧農業機関(FAO)が6日発表した7月の世界の食料価格指数は平均94.2ポイントとなり、6月(93.1)から上昇した。新型コロナウイルスの流行により一時急落した食料品が、前月に続いて値上がりした。
FAOは声明で「6月と同様に植物油、乳製品、砂糖の価格が一段と上昇し、肉類の価格下落を上回った」と説明した。穀物価格は総じて横ばいだったとしている。
同指数は、穀物類、油糧種子、乳製品、肉類、砂糖の月間価格を基に算出されている。
油糧種子の価格指数は7.6%上昇し5カ月ぶりの高水準となった。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200806T101823+0000