[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事は7日、新型コロナウイルス感染が抑制されているため、州内の全ての学区で9月の新学期開始時に対面授業の再開が可能になると述べた。
クオモ知事は、新型ウイルス検査の陽性率の14日平均が5%を下回り、7月に設定した再開基準が全ての地域で達成されたと表明。「ニューヨーク州は全国で最も良好な状況にある。学校の対面授業が再開できるとすれば、それはニューヨーク州だ」と述べた。
各学区は完全に対面授業を再開するか、もしくは一部は遠隔授業を継続するか、柔軟に対応できる。
ニューヨーク市のデブラシオ市長は、対面授業再開の基準を陽性率3%と、州当局より厳しく設定。先月、対面授業と遠隔授業を組み合わせた学校再開計画を発表した。
学校再開を巡っては地域により違いが出ており、シカゴとロサンゼルスは9月以降も対面授業を再開しない方針を決定している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200807T180731+0000