[国連 7日 ロイター] - 国連のハク報道官は7日、国連はレバノン首都ベイルートでの大規模爆発に関する調査要請を受けていないと述べた。フランスのマクロン大統領は前日、原因究明に向けた国際的な調査を求めていた。
ハク報道官は「そのような要請があれば前向きに検討する。ただ、調査要請は受けていない」と述べた。
加盟193カ国の国連総会や常任・非常任理事国15カ国で構成される安全保障理事会などからの要請があれば、国連による調査は可能。
爆発による死者は、少なくとも154人に達し、負傷者も5000人を超えているほか、なお数十人が行方不明で、自宅が損壊し住めない状況にある人は最大25万人に上っている。
アウン大統領は7日、爆発の原因はまだ特定されていないものの、「ロケットもしくは爆弾などによる外部介入の可能性もある」とした上で、過失や事故も視野に入れて捜査を行うと表明した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200807T203616+0000