[ソウル 1日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、季節調整済み前期比3.2%減となり、速報値(3.3%減)から小幅上方修正された。
ただ、減少率は、3.3%減を記録した2008年第4・四半期以降で最大となった。2四半期連続のマイナス成長となり、日本やタイ、シンガポール同様、景気後退(リセッション)入りした。
輸出は、速報値の前期比16.6%減から16.1%減に上方修正されたが、それでも1963年第4・四半期以降で最大の落ち込みとなった。
GDPの半分近くを占める個人消費は前期比1.5%増加。速報値は1.4%増だった。
第2・四半期のGDP改定値は、前年比では2.7%減。速報値は2.9%減だった。