[ニューヨーク 17日 ロイター] - 17日の取引で、原油先物が2%超上昇。石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟国を加えた「OPECプラス」が原油相場の弱含みに対応するため、各国に減産のさらなる順守を要求したことが材料視された。
また、OPECプラスは原油相場がさらに値下がりした場合、10月に臨時会合を開く可能性があるとも伝えられた。
朝方に発表された米新規失業保険申請件数が低調な内容となり、 ハリケーン「サリー」の影響で生産を停止していたメキシコ湾岸の石油関連施設が稼働開始の準備に入ったことなどが重しとなり、序盤の取引では下落していた。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が1.08ドル(2.56%)高の1バレル=43.30ドル、米WTI原油先物 (CLc1)が0.81ドル(2.02%)高の40.97ドル。