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ブラジル検察、15年の鉱山ダム決壊事故の民事訴訟再開を要請 バーレとBHP相手どり

発行済 2020-10-02 10:28
更新済 2020-10-02 10:36

[サンパウロ 1日 ロイター] - ブラジル連邦検察およびミナスジェライス州検察局は1日、裁判所に対し、2015年のミナスジェライス州のフンダン鉱山ダム決壊事故をめぐり、鉱山運営会社サマルコ、資源大手バーレ (SA:VALE3)、英豪系BHPビリトン (AX:BHP)に対する民事訴訟の再開を要請した。損害賠償請求額は1550億レアル(274億ドル)。

事故が発生したダムはバーレとBHPが共同運営するサマルコ鉱山のマリアナ・ファシリティーズと呼ばれる施設の一部。この事故で19人が死亡し、近くのドセ川に有害物資が流れ込み、史上最悪の環境汚染事故となった。

この裁判は検察側と会社側が和解し、18年に中断していた。しかし、ミナスジェライス州検察局は、会社側は事故後の義務を果たしていないと訴えている。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201002T012817+0000

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