[ロンドン/パリ 6日 ロイター] - 英仏独は6日、イランによるウラン濃縮20%への引き上げについて、近く新政権が発足する米国との関係修復への足かせになると警告した。
イランは4日、中部フォルドゥの地下施設でのウラン濃縮活動について、濃縮度を20%に引き上げる作業を再開したと表明。2015年のイラン核合意から一段と逸脱した。
英仏独は、イランの行動が著しい核拡散リスクを及ぼすとし、「明白なコミットメント違反で、一段と核合意の骨抜きが進む」と批判。さらに「次期米政権と外交関係を回復させる重要な機会を損なうリスクになる」とけん制した。