[ドバイ 13日 ロイター] - ドバイ政府は13日、今後20年間に観光およびホテル部門の集客能力を134%拡充する方針を明らかにした。原油後の時代をにらむ競争力強化計画の一環。
政府の声明によると、この計画は「ドバイ2040」と名付けられ、ビーチの集客力を400%拡充するほか、168平方キロメートルの用地を物流向けなどに確保することを目指している。
また、2040年時点の域内人口は現在の330万人から580万人に増加すると見込んでいる。
ドバイは、サウジアラビアなど他のビジネスハブからの圧力が強まっている。
特にサウジは、リヤドに地域拠点を速やかに開設するよう外国企業に強く促しており、2024年から、政府は中東の拠点を他国に持つ企業や商業機関との契約を停止すると表明している。