[ワシントン 1日 ロイター] - バイデン米政権のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)とディーズ国家経済会議(NEC)委員長は、国内サプライチェーン(供給網)の耐性に関する会合を開催する見通し。ホワイトハウスのサキ報道官が1日、明らかにした。
事情に詳しい関係筋によると、会合は12日に開く予定で、半導体メーカーや自動車メーカーの代表が出席する。
世界的な半導体不足で自動車生産は停滞している。半導体不足には新型コロナウイルス流行を受けた工場閉鎖や電子機器の需要急増、中国IT企業への制裁措置など、複合的要因がある。
同筋は「世界の産業に影響を及ぼしている半導体不足は大統領の目下の懸念事項だ」と述べた。