[ワシントン 5日 ロイター] - 米国務省のプライス報道官は5日、2015年のイラン核合意順守に向けた間接協議が困難なものになると予想し、早期の打開策は見込んでいないと述べた。
両政府は2日、当事国交渉の一環として6日からウィーンで間接的に協議することを明らかにしていた。イラン側は二国間の直接協議を拒否している。
プライス報道官は、米国が現時点では何も期待していないが、可能性についてはオープンだと指摘。「まだ初期段階で、協議は難しいものになると予想しているため、早期またはすぐに打開策が得られるとは期待していない」と述べた。
米国からはクリントン・オバマ元政権でも経験があるイラン担当特使のロブ・マリー氏が協議を担当する。