[ワシントン 23日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は23日、イラン核合意修復に向けた協議について、進展があったと評価する一方で、イランが制裁解除のために必要なことをやる準備があるかどうかは確認していないと述べた。
イラン核合意の修復に向けた協議がウィーンで続いているが、2018年に核合意から離脱した米国は、協議に間接的に参加している。
数日以内に5回目の協議が予定されているが、ブリンケン氏はCNNとのインタビューで、これまでの協議で双方がなすべきことが明確になったとし、「進展があった」と評価した。
一方、ブリンケン氏はABCテレビ番組で、核開発に関する順守で何をすべきかイランは把握していると思うが、やるべきことを行う決断の用意や意思があるかについては、米国はまだ確認していないと説明した。