[ワシントン 19日 ロイター] - 米上院民主党トップのシューマー院内総務は19日、超党派のインフラ投資法案に関する手続き上の採決を予定通り21日に設定すると表明した。財源確保を巡って協議が難航し、共和党が採決の延期を求めていた。
シューマー氏は「21日の動議は単にここ上院議場での法案手続き開始に関するものだ。法案のあらゆる最終的な詳細を決める期限ではない」と述べた。
上院共和党の議員らは19日、シューマー院内総務に対し、超党派によるインフラ投資法案の審議開始に向けた手続き上の採決を延期するよう求めた。
シューマー氏は先週、1兆2000億ドル規模のインフラ投資法案について、審議入りに向けた動議の採決を21日に実施すると表明していた。